オールペットクリニックができるまで

明治43年生まれの祖父(初代)岩崎光晴は、幼少期に第1次世界大戦を経験後、帝国大学の医学部に進学。
「軍医は軍隊に2人いるが、前線にいるから死ぬ危険性が高い。

「獣医師は軍隊の後方にいるから安全で良い」という話を聞き、大正になると帝国大学に獣医科が設置されたこともあり、獣医科へ転進、獣医師となりました。

卒業後は、大学近くで馬が多くいた東京・浅草象潟町で「岩崎家畜診療所」を開業(推定1930年前後)。
当時では珍しく、犬に全身麻酔で帝王切開を行ったり、狂犬病撲滅のための活動をしていたようですが、診療では主に軍馬を診ていたと聞いています。

28歳で父(2代目) 岩崎好宏が誕生すると、浅草を離れ満州へ出発。第2次世界大戦開戦後は満州で家畜病院を営み、終戦と同時に日本へ帰国。
戦後すぐは動物病院を開業する環境が無く、1950年頃に浅草象潟町柳通りに「岩崎家畜診療所」の看板を掲げ、家庭動物を対象とした念願の小動物臨床を本格的にスタートさせました。

高度成長とともにペットの数も増え、1960年には場所を移し、浅草4丁目小松橋通りに「岩崎家畜病院」を開院。
祖父と父が診療をしておりましたが、1970年光晴の60歳で引退すると、好宏が2代目院長となりました。
1975年に私、雅和が誕生。1990年には建て替えて「岩崎動物病院」と改名。
2006年に2代目の好宏が70歳になると、雅和が3代目院長として岩崎動物病院を継承。
2015年に、この歴史ある岩崎動物物病院の4代目院長として佐野晋獣医師を迎え、雅和は診療の場を外苑前(西麻布・南青山)へ移すことになりました。

症状別事例

飼い主さまだけが気づいてあげられるペットの変化があります。 どこかいつもと違ったら、ご相談ください。ワンちゃん、ネコちゃんはもちろん、ハムスター、モルモット、フェレット、ハリネズミ、ウサギ、鳥、カメなど、当院では、幅広いエキゾチックアニマルの診療を行っています。